神棚をおまつりするにあたって、必ず用意しなければならない物、用意した方がよい物について、どんな物を購入したらよいのか神職の視点から説明いたします。無くても全く差し支えない鏡、神前幕については省略します。 |
素焼き、もしくは白い釉薬の器を用いますが、最近では素焼きは高価で売っている店も少ないようです。
素焼きの器は汚れが付くと落ちにくく、家庭用としてはおすすめできません。
サイズは昔ながらの「寸」で表されています。家庭用の比較的小型のものは五分(1.5センチ)きざみであるようです。
ホームセンターでは、セットで売っていることが多い物ですが、できるなら神具店や陶器の専門店で一つ一つ選んで求めたいものです。
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注連縄はこの場所が神聖であることを示すものです。普通、稲藁を左ないにしたものを用います。真ん中がふくらんでいる鼓胴型(つづみどう)、両端の太さがことなる大根型、牛蒡型(ごぼう)などがありますが、どれを使っててもよく、単に細い縄でもかまいません。
両端の太さがことなる注連縄を用いるときには、神棚に向かって右側を太く、左側を細くして取り付けます。
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注連縄には普通、紙垂(しで)を四枚適当な間隔ではさみます。注連の子(注連縄から下がっている藁)がある場合はその間にはさみます。 |
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棚がなければ神棚(宮形みやがた)を置くことはできません。最初から場所を考えて、建築の際に作っておけば問題ありませんが、後から「棚」を設ける際には注連縄(しめなわ)が取り付けやすい形のものを選びましょう。箱のように周囲が囲われているもの、柱があるものが良いようです。 |
(小) |
(大) |
(特大) |
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