神棚用の道具は神棚専用にしましょう。兼用はよくありません。
さすがにお供えする器などを普段使う物と「兼用」にしている方はいないと思いますが、灯明をともす際に、なにげなく普段使っているライターでという方は多いのではないでしょうか。 細かい事のようですが、神棚用の道具はできることなら全て「専用」としたいもの。神事と普段の生活とは、はっきり区別しなくてはなりません。皆さんが「ケガレ」ているというわけではありませんが、御神霊にけがれを近づけないためにも、「人間用」と「神様用」は別けた方が良いでしょう。このような理由があるため、「神様用」の道具については真っ白い器だったり、「左縄」をしめ縄に用いたりと、区別がつけられています。 神棚の場所についても「神様専用」にしたいもの。部屋全部を「専用」とするのは難しいでしょうが、せめて神棚のある場所だけは、他の物を置いたりせずに「神様専用」としてください。神棚の下に花を飾ったり絵を飾ったりしている家を見かけますが、感心できる事ではありません。気を散らす事無く、神様に向き合ってください。 |
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